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会津ひろき『笑うりんご農家』ブログ

就農10年、ブログを新規一転。


今日でサンふじの収穫が終わった
水害で面積自体は少ないけど、
園地でフル選果して家で荷造りするスタイル。
結構ハードでした。
もしも園地でザックリ選果だと、
持つ回数が二回も増えて
逆に結構間に合わなくなるのよね。
フォークリフトがあれば
そういうスタイルの方が良いだろう。
人が多いからって言い訳じゃないのが
うちのスタイル。
何よりも自分のペースを崩されるのが嫌です。
雪が降るからって
夜中に300箱のりんごを
運んだこともあったけど、
自分の仕事だと思えば頑張れました(^^)

夜な夜な事務作業をしていると
4Hクラブの全国組織を思い出します。
今思うとハードだったな~...。
この時期は東京にも行かないといけなくて
その資料作りをしていた気がします。
そんで収穫が終わってないのに
出荷もしたり。
よくやってたもんだ...。

今はそういう仕事以外の仕事は
産直の仕事くらいで、
身体はとっても楽になりました。
しかし身体は変わっていくものです。
段々と仕事量は減らしていかないと。
そういえば廃校になる地元の高校の
利活用のための委員に選ばれました。
が、お断りしました。
4階建ての大きな高校です。
自分の意見としては取り壊し一択です。
人口が多いうちに処理した方が良い。
ですが、持ち主の県として取り壊すのに
お金は出したくないのでしょう。
町にあげるから、その代わり利活用してね!
ってことだと思います。
お荷物を預けられた感があります。
利活用目的なのに取り壊し一択の委員なんて
居て良いわけがないと思い辞退しました。
でも取り壊しのお金も一体いくら掛かるのか...。
中学の時に同じクラスで
同じ班だった友人2人に聞いたけど、
取り壊し一択だったな(笑)
みんなわかっちゃいるけど言えないよな~。
これもまた役所の運営?の
難しいところなんだと思う。
県に盾突くわけにもいかないしね...。
葉取らずサンふじの収穫、
スタートです!!
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こうみつ...

難しいりんごだなぁ...

どう難しいかというと、

自分の美味いと思える基準が

イボリがあるりんごで、

とくにこのこうみつは

イボリがないと美味しくない。

剪定で枝を切りすぎたり

前年に実らせ過ぎると

充実した花芽が出来ず

のっぺりツヤッツヤの

綺麗な真っ赤なりんごだけができる。



これがイボリのないこうみつ。

対した蜜は入っていない。

前に「そういうりんごは

年明け以降販売すれば良い」

って教えてくれた農家さんがいたけど、

なんというか...

味が全く違うのに

同じ名前で売られるのが納得出来ん。



本来はこう全面に蜜が入ったりんごだ。

蜜が少ないと味が違う。

素人が持ってもわかると思うが

蜜が少ないとりんごが軽い。



今年はその蜜が少ないのが多い。

イボリも薄い。

こんなのは例え安くても

一個も世に出て欲しくない。

市場に出回ったら、

消費者は二度と買わないだろう。




高値のりんごで儲けてるね!

って言われることがあるけど、

6割のロスがあるりんごだと思ったら

どう?

やります??

この価格にするには理由があるのだ...。


ハードな時期に入りました。

朝から今の時間まで飯以外はノンストップ。

クタクタです。

が、毎年のこと。

去年から産直での売上と

利益を意識した出荷をしています。



上の大、小

12月以降に出荷するりんごです

イボリは絶対条件で、

味も見た目も良くないとこの箱には入りません。

味でも選ぶのは県内では珍しい方だと思います。

宅配りんごの家庭用

キズ薄め、ツル割れカミソリ程度

イボリがないとダメ

っていう基準です。

味も吟味していますね。

色は赤いところが7割有れば

家庭用に入っています。

1番の売れ線ですね。

何しろ中身が良いので(^^)



次は今年特別に作った

特大大玉箱。

今年はとにかく大玉が多い。

毎年とれたて市で大玉が人気だ。

正直意味が分からない...。

でもただただ売れる。

ツル割れありでも傷があっても多少青くても

大玉だと買うらしい。

食べて美味しいのかなー?

といつも思う。




そして訳あり品

ツル割れ、変形、色薄などなど。

あとは肌の悪さとか。

市場だとハネで一緒くたにされて

安い価格になってしまいます。

昨年から特に11月上旬に

ハネモノを産直にとにかく出しています。

この時期、生産者のほとんどが収穫の真っ最中で

売り場にサンふじがないのです。

そして産直の予約注文分を早期に作っておく。

そうすると販売員さんが

次々とまた予約を取ってくれる。

このサイクルを知るまで10年近く掛かった。


あとは市場用の等級と、市場用のハネもある。

大した味にはならなかったものという意味です。

さらに加工が3つ(笑)

干しりんご用

加工用

ふるさとセンター加工用



まーーーーーーーー時間掛かるw

でも前半でこれだけ選んでいると

とにかく選果が遅くなる。

遅くなるけど、

出荷は早く出来るメリットは大きい。

50箱用意出来れば

ハネモノで15万円は違うだろう。


これを何箱まで増やせるか

そして宅配のりんごをどれだけ用意出来るかだ。



雪降るギリギリまで勝負したる!!


接木して3年目の枝ちゃん(^^)

主枝近くの場所からでも

来年から実らせられそうだ。

先日接木について知り合いから質問があった。

何箇所くらい接木しますか?

やってわかったけど、

明確な箇所数はないのですが、

多ければ良いってこともない。

3年もすれば接木する場所で

結構な大きさになるじゃないですか💡

今回のこれだと主枝の根元付近なので

3年で1m以上伸びてるところもある。



逆に枝先になると、

枝の伸びは短くなる。

でも早くりんごが実ります。

そうだけど、元の方から接木したものが

伸びてくると、いらなくなります。

枝先であればあるほど、

その枝の寿命は短いのです。

やってみて覚えるってことも多いけど、

これはその類いのものです。



接木する場所は主枝、

主枝の徒長枝に2箇所、

中間に4箇所。

余裕があれば枝先にやってもいいと思う。

そして剪定で接木した枝に

お日様が当たるように切っていく。

ちょっと露骨にこの枝育ててます!!

ってくらいの気持ちで切ってもいいかと。

接木した枝が伸びれば、

その分収穫出来るのが早くなるし

量が多くなっていくと思う。



接木する枝だけど、

なるべくなら太い方が良いとは思う。

その枝の太さ分、水が流れていくからだ。

当然バランスが大事で、

太すぎるものに接木しても、

接木の接着が弱いと

薬剤散布の時に折れたりします。

特に二、三年後。

接木した部分は弱いから折れやすい。

接木した枝ばっかり大きくなっても

接着が上手くいってないと

風に煽られただけで折れます。

テープを巻くのも大変だしね...。



いっぱいやりたい品種はあるけれど、

もう接木出来る場所がない(笑)

接木したい木には接木してしまった。

この4年で1ヘクタールに接木した。

春が恐ろしいほど大変で

摘果に入るのが遅れたりしたけど、

後悔は全くない。

むしろもっと早くやれば良かったと後悔している。

でもやればやった分結果が出るのが農業だ。

やってやったぜ!!

って思えます(^^)

接木を制するものはりんごを制する

と思う!!



昨年から販売している「なかの真紅」

とても良い品種ですね~

程よく酸味があるので、

今のりんごにない味だ。

同時期にはシナノスイートがあるので真逆だな~

果肉も粗くて硬い。

故に消費地ウケは悪い気がする。

青森県民が好きそうな味ではあると思う。

しかーーーーし!!

小友の方から聞いたのですが、

収穫時期は11月上旬だと言う。

葉とり、ツル回しはしない。

ツルが短いので出来ないのもある。



でも葉とりをしなくても真っ赤になりやすい。

黒くはならないが、昔の紅玉のような朱色だ。

もうペタペタと表面が油あがりしているが、

さらにそこから20日待った方が良いそうだ。

11月収穫かぁ...

と、ちょっと難しさも感じる。



今で木は4本あるが、

将来これだと20箱くらいしか

収穫量は見込めないだろう。

小ロットなのだ。

若い時は多品種で小ロットでも良いかなー

とも思ったが、

そんな農家は五万といる。

そんなにはいないか(笑)

自分は向かないなーと思い

今は品種は絞っています。

ホント探り探りなのです。


小ロットでコツコツ宅配を本気でやるとなると

広告宣伝に時間を掛けたりしないといけないし、

お金が掛かる場合もある。

これが良いと思うか悪いと思うかは、

各々の届けたい方向性になる。

この品種は赤い果肉の品種ですが、

加工用りんごだとは思っていません。


加工用品種は特に大ロットで

消費地に送らないと意味がないと思う。

宅急便だと約1000円。

大型トラックだと200円。

一個に掛かる経費が違う。

やるなら大型トラックでズドン!


こうみつは15年もすれば

みんなで栽培して出荷組合を作って

大型トラックでズドンだろう。


このなかの真紅も、1000ケース作れたら、

大型トラックでズドンだろうな。

それでも売れる自信がある品種だ。



今年はスマートフレッシュをかけて

春まで冷蔵庫で保管しています。

もしも春までパッキパキなら、

面白い品種になると思う。

そんなに強い期待はないけれど、

ずっと品種の可能性は引き出してあげたいと思う。